八王子市「株式会社イエハチ」、「相続物件・空き家」のページです。

将来的に住む予定があるなどの場合は、そのまま残して管理することも可能です。

ただし毎年の固定資産税や維持費のほか、遠方の場合は管理のための交通費などもかかることを理解しておきましょう。

将来的に活用する予定がないのであれば、早めの売却をおすすめします。

ただし相続物件の場合は、一旦相続人名義に変えなくてはなりません。相続人が複数いる場合は全員で話し合うことも必要です。

空き家を賃貸物件として活用することも可能です。賃料を得られる上、人に住んでもらうことで劣化のスピードをゆるめられるのもメリットです。

ただし家主として、修繕対応ほか手間がかかります。なお賃貸する場合も相続手続きが必要です。

「空き家対策特別措置法」により「特定空き家」に指定されると、固定資産税が高くなる上に、行政指導に従わないと最大50万円の過料に課せられることがあります。

そうなる前に解体するのがいいでしょう。

空き家は、隣家や自治体に寄付することも可能です。ただしそれには交渉が必要であり、必ずしも受け入れてもらえるとはかぎりません。

なお隣家に所有移転登記をするには、相続登記が必要です。

相続対象の空き家に資産価値がない場合には、相続放棄という選択肢もあります。
ただし相続放棄をすれば、空き家以外の財産も一切相続できなくなってしまいます。またほかの相続人に負担が生じてしまうため、話し合いが必要です。